各診療科目・専門外来のご紹介

麻酔科

当院の麻酔科は、5名の麻酔科専門医(3名の指導医を含む)が在籍しており、主に手術麻酔を担当しています。

手術を受けられる患者さんの安心と安全を追求し、術中だけでなく術後の鎮痛やストレス軽減にも重点を置いて、質の高い麻酔管理を行っています。
麻酔から覚めた直後の患者さんから「もう終わったの?」とか「(手術が終わったことが)全然分かりませんでした。」などと仰って頂けることも珍しくありません。

個々の患者さんにとって、最良だと思われる区域麻酔(超音波ガイド下の神経ブロック、硬膜外麻酔や脊髄くも膜下麻酔)や鎮静薬などを併用して、可能な限り痛みやストレスが少なくなるように努めています。

麻酔科の先生方へ

当科では、様々な種類の超音波ガイド下神経ブロックに加え、硬膜外麻酔や脊髄くも膜下麻酔も適切に使用し、可能な限りオピオイドに頼らない麻酔管理(Opioid Free Anesthesia/Opioid Sparing Anesthesia)を心がけており(とくに整形外科症例)、PONVの発生率も非常に低いです。

大腿骨や股関節手術には腰神経叢ブロックと仙骨神経叢ブロックの併用を行い、胸部外科手術や乳腺手術には胸部傍脊椎ブロックなどを行っており、術中・術後鎮痛の質を上げることを目標としています。閉鎖神経ブロックの近位法や腕神経叢ブロックのCostoclavicular approachなど、比較的新しい手法も積極的に取り入れています。

手術室は4つとこじんまりしていますが、昨年度はCOVID患者さんの受け入れによる病床使用制限が度々行われたにも関わらず、過去最多となる手術件数(麻酔科管理症例だけで1508例)を記録しました。

ご興味のある先生方、見学や意見交換も大歓迎ですので、お気軽にご連絡下さい。

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専門外来