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DMAT指定医療機関
DMATとは「災害急性期に活動できるトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Teamの頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場で活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
1995年1月17日、戦中・戦後を通じて最大の自然災害である、「阪神・淡路大震災」が起こりました。この阪神・淡路大震災について、初期医療体制の遅れが考えられ、平時の救急医療レベルの医療が提供されていれば、救命できたと考えられる「避けられた災害死」が500名存在した可能性があったと後に報告されています。この阪神・淡路大震災での教訓を生かし、各行政機関、消防、警察、自衛隊と連携しながら救助活動と並行し、医療チームが災害現場で医療を行う必要性が認識されるようになりました。そして「一人でも多くの命を助ける」という目的で厚生労働省は災害医療派遣チーム、日本DMATを平成17年4月に発足させました。
現在では災害現場の医療だけでなく、災害時に多くの患者さんが運ばれる被災地病院の支援や、首都直下型、東海、東南海・南海地震などの今後想定される大地震で多数の重症患者が発生した際に平時の救急医療レベルを提供するため、被災地の外に搬送する広域医療搬送など、機動性、専門性を生かした多岐にわたる医療的支援を行います。
当院でも平成24年10月にDMATチームが誕生しました。
二次医療圏 | 医療機関情報 | 種別 |
---|---|---|
福岡・糸島 | 九州医療センター | 災害拠点病院・DMAT |
福岡市中央区地行浜1丁目8-1 | ||
九州大学病院 | 災害拠点病院・救命救急センター・DMAT | |
福岡市東区馬出3丁目1-1 | ||
福岡記念病院 | 災害拠点病院 | |
福岡市早良区西新1丁目1-35 | ||
福岡県済生会福岡総合病院 | 災害拠点病院・救命救急センター・DMAT | |
福岡市中央区天神1丁目3-46 | ||
福岡赤十字病院 | 災害拠点病院・DMAT | |
福岡市南区大楠3丁目1-1 | ||
福岡大学病院 | 災害拠点病院・救命救急センター・DMAT | |
福岡福市城南区七隈七丁目45番1号 | ||
福岡和白病院 | 災害拠点病院・DMAT | |
福岡市東区和白丘2丁目2-75 | ||
宗像水光会総合病院 | 災害拠点病院・DMAT | |
福津市日蒔野5丁目7-1 | ||
粕屋 | 福岡青洲会病院 | 災害拠点病院・DMAT |
糟屋郡粕屋町長者原西4-11-8 | ||
福岡東医療センター | 災害拠点病院・DMAT | |
古賀市千鳥1-1-1 |