部門・ センターのご紹介

画像診断センター

画像診断センター(画像診断部門)のご紹介

福岡青洲会病院画像診断部門は、1993年病院開設以来各診療科の要望に応えるべく高度医療に対応できる施設になるよう取り組んできました。2009年3月病院のリニューアルに伴い現在の場所へ移動し、装置をより高性能なものに更新し現在に至っています。当病院は開設当初から開かれた病院をめざしており、当部門でも高性能装置の共同利用を積極的に進めてきました。近隣の病医院よりの検査依頼件数は、MRI検査でおおよそ半数近くを占めています。

担当医師のご紹介

画像診断部門のスタッフは、放射線科医師2名、診療放射線技師18名、看護部4名、事務補佐員2名となっています。

看護に関しては外来看護師が担当しています。

画像診断部門での診療は、放射線を使用する検査や治療のほか、磁気を用いたMRI検査などの画像診断検査を行っています。これらの診療の管理・運営は、放射線科医師、診療放射線技師などが放射線を専門的に取り扱う職種として行っています。実際の診療業務は、医師、診療放射線技師、看護師、臨床検査技師、臨床工学技士などの多職種でおこなわれ、各々が放射線診療に関する診断・治療の専門医療技術を横断的に、より良い医療を患者さまに提供するためのチーム医療を行っています。

  • 部長、画像診断センター長

    鷲田 康雄

    Yasuo Washida

    放射線科



診療内容

一般撮影部門では、乳房撮影、胸部撮影、骨撮影などのレントゲン撮影、造影撮影部門では、胃透視、腎臓尿管造影撮影、脊髄造影撮影などを、血管造影部門では、頭部・心臓・腹部血管造影などの画像検査を行っています。また、カテーテルと呼ばれる細い管や針を用いて、つまった血管を広げたり、出血した血管をつめて止血する治療であるIVRが行われています。X線CTでは64列検出器を備えた最新鋭の装置が稼動しており、従来機種に比較して高速かつ精密な検査ができるようになっています。またMRIは高性能で3テスラという高磁場の装置を導入しています。

そのほかにも、救急災害センター、脳神経センター、循環器センターなどの救急診療体制を支援するために、CT検査、MRI検査、血管造影検査などを24時間対応で実施できるようにしています。

診療体制

画像診断部門で行われる診療は、放射線科医師だけではなく各科の医師も参加して行っています。循環器内科医師による心臓カテーテル検査、呼吸器内科医師による気管支内視鏡検査など各科医師がそれぞれの専門に応じた検査を画像診断部門内で担当しています。診療放射線技師は、各検査部門および救命救急、手術部のX線検査に対応しています。更に、夜間帯の業務としての救命救急センターでのX線CTや血管造影検査などの幅広い検査・治療にも対応しています。

また、撮影された画像は、データベース化され、各診療科の端末で読影レポートと共に簡単に取り出すことができ、モニターでの画像診断を行っています。

検査機器紹介

※クリックいただくと、各装置の特徴や検査内容がご覧頂けます。

これらの設備については登録医の先生方にも利用していただけるように患者支援センターで検査予約を受け付けておりますのでご遠慮なくお申し付けください。当日の検査も受け付けております。

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