福岡青洲会病院からのお知らせ
2022年7月26日
新型コロナウィルス感染症について
新型コロナウィルス感染症の検査について
新型コロナウィルス感染症の増加に伴い、当院の救急診療、重症患者さんに対する診療に支障が出てきております。
当院の地域における役割は、救急医療を支える事および、重症化しやすい患者さんを把握し適切な治療を行うことであり、致死的疾患への対応に重点を置きたいと考えております。
そのため、新型コロナウィルスの検査について以下の方針とさせていただきますので、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
発熱・呼吸器症状があり新型コロナウィルス感染が疑われた場合でも、陽性であった場合に抗ウイルス薬の投与適応となる65歳以上、重症化因子となり得る基礎疾患がある方以外には新型コロナウィルスの検査は原則行いません
検査には一定数の偽陰性(間違った陰性)があり、患者数が増加している現在では本当は感染しているのに陰性となる患者さんが増えていることが予想されます。検査結果に関わらず症状がある場合は人との接触を控えてもらうことが最も重要な地域の感染対策となります。
また、現在の混雑した診療状況では他の症状で生死にかかわる患者さんを診察することが遅れる場合があり、それを防ぐために検査は必要最小限にさせていただくことにしました。
なお、検査は原則行いませんが、症状に対しての薬の処方は可能です。
上記を踏まえて受診いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。
2022/7/26 福岡青洲会病院COVID-19対策本部